【門の2階部分に設置された鐘を鳴らす参拝者ら=伊賀市長田で】

 大みそかから元日にかけ、三重県伊賀地域の社寺では、新年の訪れを祝う行事が行われ、参拝した人たちが健康や家内安全などを祈願した。

 小雨が降る12月31日の午後11時40分ごろ、伊賀市長田の西蓮寺では、傘をさした近隣住民らが参拝に集まった。境内ではかがり火がたかれ、寺の関係者らが参拝者に甘酒を振る舞うなど、訪れた人たちをもてなした。

 日付が変わるころ、住職らが除夜の鐘を鳴らすと、参拝者も続いて3回ずつ鐘を鳴らした。初詣に訪れた60代男性は「新年も平和に幸せに過ごせるように」と話していた。

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