【種生神社の前でみこしを担ぐポーズをするクックさん=伊賀市種生で】

ALTのエイドリアン・クックさん

 10月28、29日に行われる種生神社(三重県伊賀市種生)の秋祭りでは、獅子舞やみこし、だんじり、祭神が舟で渡る姿を模した「こたつき」などのお渡り(渡御の儀)がある。今年は、市内の中学校でALT(外国語指導助手)を務めるエイドリアン・クックさん(26)と名張市のALT3人が、みこし担ぎに初参加する。

 フランス出身で、大学卒業後の2019年夏に着任し、崇広、上野南、青山の3中学校を担当。英語、仏語に加え日本語の日常会話もでき、休日はスポーツクライミングで汗を流したり、友人らと近隣へドライブやハイキングに出掛けたりと、アクティブに過ごしている。

 来日後、上野天神祭でだんじりを引く予定はあったが、新型コロナの影響で3年続けてかなわなかった。そんな時、青山中の教員から、同神社が秋祭りのみこしの担ぎ手を募集していると聞き、「若者が少なく人手が足りないと聞いた。やってみたい」と直感。交流のある伊賀地域のALTを誘い、興味を持った3人と一緒に参加することにした。

交流深めたい

 同神社のある山間部の博要地区は勤務する青山中の校区だが、これまでに足を運んだことは少なかったという。しかし、「昔ながらのみこしやだんじりがいつから使われているのか、どうやって直して使っているのか、などにも興味がある。当日は地元の皆さんと交流を深め、たくさん学びたい」と意欲旺盛だ。

2023年10月28日付855号25面から

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