三重県の名張市立錦生赤目小学校(赤目町檀)の1年児童25人は3月16日、JAいがふるさと「なばな部会」の部会員が管理する学校近くの畑(約300平方メートル)に集まり、ナバナの摘み取り体験に汗を流した。
同部会は、市内の計約4万3800平方メートルの土地で「三重なばな」のブランド名で育てている。体験は児童たちに地元の野菜や自然に興味を持ってもらおうと企画。一般参加者を募った摘み取りイベントを、10年ほど前から定期的に開催してきた。
この日、児童たちは同部会員らから作業の手順について説明を受けた後、つぼみを手で摘み取り、次々と袋に入れていった。
参加した男子児童は「いっぱい取れたよ」と袋に詰め込んだナバナを見せ、「天ぷらにして食べたい」とニッコリ。畑を管理する同部会員の留村真人さん(66)は「授業の一環でするのは始めて、他の学校でも続けていきたい」と話していた。
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