【田の畔に並んで羽を休めるトビ=名張市黒田で】

 何かと慌ただしい師走に突入した12月1日、三重県名張市黒田付近の刈田にトビの群れが飛来し、約60羽が畔などに並んで羽を休めていた。

 トビはタカ科に属する鳥。全長60センチを超え、雌は羽を広げると1・6メートルほどになる。

 休んでいたトビたちは、地元住民の車が通りかかると警戒して一部が飛び立ち、「ピーヒョロロン」と鳴きながら青空の中をぐるぐると旋回。しばらくすると再び地上に降り、同じ方向をじっと見つめていた。

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