【杉本会長(左)に寄付金を手渡す寺門会長=名張市丸之内で】

 三重県名張市防火協会は11月11日、市社会福祉協議会が管理する市善意銀行に現金11万5150円を寄付した。

 同協会は2004年から毎年、11月に開かれる消防フェスティバルのバザーの売上を寄付していたが、新型コロナウイルスの影響で20年からイベントが中止に。例年通り寄付は続けようと、協会員の329事業所から了解を得て、会費から1事業所当たり350円を集めた。

 同協会の寄付は19回目で、金額は計193万5739円となった。寄付金は福祉活動の資金や障害者の家族支援などに使われる予定。

 この日、市総合福祉センターふれあい(丸之内)であった贈呈式では、同協会の寺門忠義会長が「少しでも力になれれば」と寄付金を手渡し、同協議会の杉本丈夫会長が「地域福祉の推進に活用させて頂きます」と話していた。

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