【募金活動をする北川市長(左)=名張市蔵持町原出で】

 赤い羽根共同募金運動が10月から全国で一斉に始まったことを受け、三重県名張市内では3日から、同市共同募金委員会のメンバーらが市内の商業施設などで協力を呼び掛けた。

 この日、同市蔵持町原出のマックスバリュ名張店では、北川裕之市長も募金活動に参加。市社会福祉協議会やボランティアら計7人が買い物客らに「共同募金にご協力お願いします」と呼び掛け、協力者にクリアファイルやポケットティッシュを手渡していた。同市では26日までに商業施設など14か所で31回の街頭募金をする予定。

 同募金委の古谷久人会長は「物価高騰など厳しい状況が続く中、困っている人も多いので、ぜひご協力ください」と話していた。

 昨年度は市内で863万5561円が集まり、地域見守り活動や配食ボランティア、社会福祉大会やおもちゃ図書館などの運営費に活用されたという。

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