三重県は3月22日、伊賀市13人、名張市7人など県内で159人(四日市市発表分28人含む)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の企業では、17日までに従業員27人の陽性が判明しており、146例目のクラスター(感染者集団)に認定された。県内の感染者は延べ5万1266人となった。

 発表によると、新規感染者の市町別内訳は、四日市市28人、松阪市26人、桑名市22人、鈴鹿市20人、津市16人、伊賀市13人、名張市7人、伊勢市、いなべ市、菰野町各4人、川越町3人、亀山市、志摩市、朝日町、多気町、明和町各2人、鳥羽市、県外各1人。

 県内の入院患者は前日より1人減の157人、うち重症者は前日と変わらず7人で、病床使用率は30%、重症者用は13・5%。自宅療養者は前日より332人減の2876人となっている。

 クラスターが発生した県内の企業では、寮から会社までの送迎バスを利用していた83人のうち、27人の陽性が判明。残りの56人は陰性が確認されている。

 伊賀市の感染者の年齢別内訳は、10歳未満3人、10代1人、20代1人、30代1人、40代6人、60代1人だった。

 名張市では、10歳未満1人、20代1人、30代1人、50代2人、80代2人だった。

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