【惠村さん】
三重県伊賀市出後の彫刻家、惠村正大さん(71)の個展「里山からのおくりもの」が、6月27日から7月5日まで同市上野丸之内のギャラリー是空で開かれる。入場無料。同所での個展は3年ぶりで、身の回りの自然や生活環境に思いを巡らせてもらう企画も用意している。
日本美術家連盟などに所属し、2002年には三重県美術展でグランプリ、15年には「国際木彫シンポジウムFLUR」(ドイツ)で最高賞を獲得するなど、県内外の公募展へも精力的に挑戦。週に3日は、教諭時代から勤務する伊賀白鳳高で建築デザイン科の講師として木工芸の魅力を伝えている。
「熊に注意」と題した企画コーナーには、コクタンやカリンなどの木で作った約6㌢立法の家を土台に乗せた造形物500個を準備。1個2000円で販売し、購入した人が木製のドングリを置いていくもので、惠村さんは「過剰な開発や宅地造成、耕作放棄地の拡大などが社会問題となり、熊も住宅地や市街地に出没するようになった。家の跡に、次世代の木を植えるつもりでドングリを置いてもらえたら、という思いを込めた」と語る。
他にも、長さ2メートルもある変形テーブルと木のかたまりの椅子などの家具、水彩画や油彩画などの平面作品を数点展示する予定。
時間は午前11時から午後6時(最終日は同5時)まで。
問い合わせは同ギャラリー(0595・21・8818)へ。
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