【三重県庁=津市広明町】

 三重県は3月17日、伊賀市36人、名張市25人など県内で516人(四日市市発表分73人含む)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の高齢者入所施設では、16日までに入所者ら9人の感染が確認され、143例目のクラスター(感染者集団)に認定された。県内の感染者は延べ4万9762人となった。

 発表によると、感染者の市町別内訳は、鈴鹿市90人、松阪市74人、四日市市73人、津市67人、桑名市61人、伊賀市36人、名張市といなべ市各25人、伊勢市15人、亀山市13人、菰野町6人、東員町、朝日町、川越町各4人、明和町、御浜町、非公表各3人、大台町と県外2人、尾鷲市、鳥羽市、志摩市、南伊勢町、多気町、紀北町各1人。

 県内の入院患者は前日から8人増の139人、うち重症者は1人減の7人で、病床使用率は26%、重症者用は13・5%。自宅療養者は前日より28人増の3877人となった。

 クラスターが発生した高齢者入所施設では、10日に陽性となった入所者男性の接触者調査を進めていたところ、職員4人と入所者5人の陽性が分かった。検査対象者18人のうち、残りの9人は陰性が確認されている。

 伊賀市の新規感染者の年代別内訳は、10歳未満5人、10代2人、20代6人、30代7人、40代9人、50代2人、60代4人、70代1人。名張市では、10歳未満4人、10代4人、20代1人、30代4人、40代9人、60代2人、80代1人が感染した。

 他にも県外発表事例として男女5人の感染が確認されている。

※2022年3月17日午後4時59分追記

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