【三重県庁=津市広明町】

 三重県は3月1日、伊賀市16人・名張市18人を含む県内男女524人(四日市市発表分111人含む)が新型コロナウイルスに感染し、入院していた70代男性2人が死亡したと発表した。県内の陸上自衛隊駐屯地では職員25人が陽性と判明し、139例目のクラスター(感染者集団)に認定された。県内の感染者は延べ4万1491人、死者は242人となった。

 発表によると、感染者の市町別内訳は、鈴鹿市137人、四日市市110人、松阪市53人、桑名市38人、津市36人、菰野町24人、いなべ市19人、名張市18人、伊賀市16人、亀山市14人、志摩市、木曽岬町、朝日町、大紀町、御浜町各6人、伊勢市と鳥羽市各5人、川越町と明和町各3人、尾鷲市、熊野市、紀宝町、県外、非公表各2人、東員町、多気町、南伊勢町各1人。

 県内の入院患者は前日より7人減の235人、うち重症者は変わらず5人で、病床使用率は44%、重症者用は9・6%。自宅療養者は前日より47人減の4531人となっている。

 クラスターが発生した陸上自衛隊駐屯地では、検査対象者約200人が特定されており、県は残りの検査を進めている。

 伊賀市の新規感染者の年代別内訳は、10歳未満7人、10代2人、40代3人、50代1人、60代2人、70代1人だった。名張市の新規感染者は、10歳未満1人、10代5人、20代2人、30代3人、40代2人、50代4人、80代1人。

 この他に県外発表事例として、伊賀市の60代女性1人を含む10人の感染が確認されている。

※2022年3月1日午後5時28分追記

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