三重県は3月26日、県内16人(四日市市発表分6人含む)の新型コロナウイルス感染が判明し、3月中旬から下旬に陽性となった男女11人が、変異株に感染していたと発表した。変異株感染が判明した11人のうち、8人が既に判明している患者の関係者だった。県内の感染者は延べ2685人、変異株感染者は24人となった。

 発表によると、桑名市の30代会社員男性と鈴鹿市の20代アルバイト従業員の女性は、県内47例目のクラスターに認定された四日市市の飲食店「Lounge Your(ラウンジユアー)」の従業員。同店では従業員14人の検査が終了しており、陽性9人、陰性5人となった。

 松阪市の50代会社員男性は、23日から38度台の発熱が発生。同居家族の20代看護師女性と50代会社員女性の陽性も確認されており、現時点で特定されている濃厚接触者は、看護師女性の友人1人と知人9人、接触者は職場関係者34人。

 鈴鹿市では、23日に陽性となった知人女性の濃厚接触者として、医療関係従事者の20代女性が感染。23日まで出勤しており、県は職場関係の接触者を調査中。亀山市の10代男子中学生は、21日の夜から38度台の発熱が出現。感染可能期間内の登校はなく、濃厚接触者は同居家族4人。

 この他にも、県外を訪れていた桑名市の20代男性と県外へ出張していた鈴鹿市の20代男性も感染。20日に帰省していた県外在住の20代男性は、17日に県外の感染者と接触があった。

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