三重県は11月14日、名張市の10代女子中学生1人を含む男女6人の新型コロナウイルス感染が判明したと発表した。県内の感染者数は延べ616人となった。

 発表によると、名張市の10代女子中学生は、12日に陽性が判明した50代女性教員が勤務する市立桔梗が丘中学校(桔梗が丘7)の生徒で、12日の接触者調査で陽性が判明した。現在は37度台の発熱があり、県内の医療機関に入院している。

 14日時点での濃厚接触者は同居家族3人で、接触者は学校関係者33人、習い事関係者5人。

 この日、女性教員の接触者として特定された学校関係者108人の調査が終了し、陽性が1人、陰性が107人と発表した。

 松阪市に住む30代会社員男性は、11月10日に39度台の発熱。10月31日と11月6日に名古屋市内の飲食店を利用していた。

 鈴鹿市の20代会社員男性は、12日に陽性が判明した桑名市の40代パート従業員の女性の職場同僚。7日から10日にかけて出勤し、9日からは咳などの症状が発生していた。

 この日、桑名市では新たに3人の陽性が判明した。30代会社員男性は土、日曜日を除く10月27日から11月10日までの間に県外の会社に出勤していた。20代アルバイト従業員の女性は、10月下旬から11月上旬にかけて県外に出勤。友人と商業施設も利用していた。60代無職女性は10月31日から11月3日まで、同居家族と東京を訪問していた。

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