陽気な春の日、庭を「コッコッコッコー」とご機嫌に歩き回る4羽のウコッケイ。伊賀市桐ケ丘6丁目の会社員、陶山宏也さん(59)方の、のどかな風景だ。【4羽のウコッケイの世話をする陶山さん=伊賀市桐ケ丘6で】

孵化させ飼育小屋も

 持っていた孵卵器を活用しようと昨夏、インターネットでウコッケイの卵を10個購入。8月3日にひなが2羽誕生したが、足が弱かったため、踏ん張れるようにと、スポンジでギプスを作り装着。1週間で1羽は死んだが、残った1羽を「ピィちゃん」と名付けた。

 「1羽だけだと寂しいかも」と卵を買い足し、同28日に4羽が孵化。そのうち1羽は体力がなく育たなかったが、衣装ケースにわらを敷いた巣箱の中で計4羽がすくすくと育ち、越冬用に飼育小屋も組み立てた。

 陶山さんによると、毛が白い「ピィちゃん」はおとなしい性格。すばしっこいのはこげ茶色の「オコゲ」、よく鳴くのは茶色の「チャアー」、雄の「クロ」は大きく、気性も荒っぽいそう。

 2月末には、「オコゲ」が小ぶりな卵を1個産み、卵かけごはんにして食べたという。その後、「ピィちゃん」と「チャアー」も産卵を始め、今では日に1個は生まれているそうだ。

 ダイコンの葉が大好物なウコッケイたち。初めて鳥を飼った陶山さん一家はあまりの可愛さにメロメロで、一緒の暮らしを満喫している。

2020年4月25日付 770号 2面から