「第72回秋季東海地区高校野球三重県大会」の3回戦4試合が伊勢市のダイムスタジアム伊勢などであり、近大高専(名張市春日丘)は延長13回タイブレークの末、いなべ総合学園を破り、3年ぶりの秋季県大会4強を決めた。【13回裏、最後の打者のゴロをさばいた近大高専の二塁手・古田君(右)と遊撃手・岡部君は笑顔でバッテリーの元へ=伊勢市楠部町で】

 初戦の2回戦では四日市南を9‐3で破った近大高専は初回、四球2つと内野安打で無死満塁とし、藤井彩翔君の犠飛で先制するが、裏に連打を浴びて逆転を許す。4回の得点機は凡退したが、6回に北川創大君の犠飛で同点に。タイブレークとなった延長13回に一死満塁から内野ゴロの間に1点を勝ち越し、裏の守備では二死満塁のピンチを切り抜けた。

 13回を完投した先発・白石晃大君は2回以降、相手打線を無失点に抑える快投。自身も3度出塁し、投打でチームをけん引した。

【13回を完投した近大高専の先発・白石君】

 試合後、近大高専の重阪俊英監督は「もう少し打線のつながりと小技で揺さぶりたかった。中盤は格好良く野球をやろうとしてしまい、点につながらなかったが、白石は走者を出しても落ち着いて投げた。うちにとっては大きい1勝。ほっとした」とコメントした。

 近大高専は過去10年、2011年と16年の秋季県大会で4強に入っているが、ともに3位決定戦で敗れ、東海大会出場を逃していた。

 22日午後0時30分からの準決勝では三重と対戦予定。会場は県営松阪球場(松阪市立野町)。準決勝で勝つか、敗れても28日の3位決定戦に勝利すれば東海大会出場が決まる。

※試合結果の詳細は、伊賀・名張の高校野球応援ブログ(http://blog.livedoor.jp/iganabari_baseball/)に掲載