編集部 (2017年12月12日 14:44)

伊賀流忍者博物館(伊賀市上野丸之内)の忍者屋敷で12月12日、師走恒例の「すすはらい」があり、屋根にたまった枯れ葉などを取り除いた。【竹を使って屋根を掃除する女性職員=伊賀市で】

すすはらいに使った竹は先端にササが取り付けており、長さ約5メートル。担当した伊賀上野観光協会職員の森中啓恵さん(29)と大橋朋美さん(28)が「1年のほこりを落として新たな年を迎えられるように」と忍者衣装で丁寧に作業した。

入館者数は今年4月から11月までの8か月間で昨年同期より3167人少ない14万6488人。うち外国人観光客は1万7466人で、2885人減った。

同博物館によると、オープンは1964年で、忍者屋敷は同市高山(当時は上野市高山)から江戸時代末期の土豪屋敷を移築した。年明けからは屋根の茅部分をふき替える工事を実施する予定。

営業は年内が28日まで。新年は1月2日から。

 

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