【認定証を手にする市内最高齢男性の坂森さん】

 三重県伊賀市は9月14日、市内最高齢者の男女2人らの長寿を祝い、記念品などを贈った。市内在住で100歳以上の高齢者は同月1日現在、男性13人、女性113人の計126人。

 市内の最高齢者は、1915(大正4)年1月11日生まれで107歳の山川千代子さん。介護高齢福祉課によると、100歳までは自宅庭の草むしりや畑での野菜作りを楽しみ、約4年前から同市四十九町の特別養護老人ホームに入所している。この日は同課職員が施設を訪問し、記念品を届けた。

 市内の男性最高齢者は同市上野桑町の自宅で娘と暮らす104歳の坂森文平さん。この日は新型コロナウイルスの感染予防からパソコンのモニター越しで岡本栄市長からお祝いの言葉を受けた。

 最高齢者の認定証が読み上げられた後、坂森さんは「益々元気に伊賀一番の長寿者として恥ずかしくないような行動をしたい」と今の気持ちを話した。普段は歩行器を使って毎日、自宅廊下を2往復し運動。「うなぎ」が好物で、毎週1回は食べているという。

- Advertisement -