【交通安全宣言をする青山小の児童ら=伊賀市阿保で】
7月11日から20日まで実施される「夏の交通安全県民運動」に先駆け、三重県伊賀市で同8日、名張市で同10日に出動式が行われた。いずれも警察官や交通安全協会関係者らが参加し、期間中の交通安全を願った。
運動の重点は▽こどもと高齢者の交通事故防止▽飲酒運転や「ながらスマホ」等の悪質・危険な運転の根絶▽横断歩道における歩行者優先の徹底▽シートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底▽自動車等に関する交通ルールの理解・順守の徹底とヘルメットの着用促進、の5点。各地で取り締まりや啓発活動が行われる。

椿りょうさん「一日警察署長」に 伊賀
伊賀署管内では8日午後1時から、伊賀市下柘植の西柘植地区市民センターで出動式があり、約100人が出席。同署の「一日警察署長」を務めるOSK日本歌劇団の椿りょうさんに清水浩之署長が委嘱状を交付した他、県警警察音楽隊が演奏で花を添えた。
出席した稲森稔尚市長は、自身が今年2月に自家用車で公務先へ向かう途中に起こした物損事故について改めて謝罪し、「日頃から交通安全のために尽力いただいている皆さんに迷惑や心配をおかけした。もう一度、皆さんの仲間に入れていただき、先頭に立って一緒に交通安全意識の高揚、市民を交通事故から守る取り組みを進めていきたい」とあいさつした。
「止まってくれたら『ありがとう』」 名張
名張署管内では10日午後3時から、同市阿保の青山ホールで出動式があり、関係者約90人が出席。市立青山小の5・6年生8人が「自転車に乗る時はヘルメットをかぶって交通ルールを守ります」「横断歩道で止まってくれた運転者さんには『ありがとう』の気持ちを伝えます」など4項目の交通安全宣言を行った。
久田将樹署長は「警察では、街に出て全力で事故防止に努めているが、皆さんの高い交通安全意識があってこそ達成できる。各地域でのリーダーとして、夏休み前の子どもたちに今一度、交通安全を呼び掛け、安心なまちづくりを実現していただきたい」とあいさつした。
両署によると、今年1月から7月9日までの交通事故件数は、伊賀署1383件(前年同期比111件増)、名張署1078件(同38件増)で、うち人身事故はそれぞれ51件(同6件減)、31件(同4人増)。負傷者は57人(同11人減)、33人(同1人増)、死者は2人(同1人増)、2人(同2人増)となっている。

















