【コンテストのトロフィーを前に賞状を手にする百々さん(左)と北村さん=名張市で】
名張の百々さん・北村さん
三重県内の中学生が対象の「郷土三重を英語で発信!~ワン・ぺーパー・コンテスト~」で、名張市立桔梗が丘中3年の百々桜さん(15)と北村環奈さん(15)が入賞した。勉強でも互いに刺激し合ってきた親友同士のそろっての受賞は、春から始まる高校生活への励みとなりそうだ。
「環奈ちゃん」「桜ちゃん」と呼び合う2人は、2年で同じクラスになったことをきっかけに親しくなった。
コンテストは、郷土三重についての理解を深め、その魅力を英語で発信する力を育てることを目的に、県が実施。外国人観光客や県民に伝えたい三重の名所や名品、偉人などの魅力を英語で紹介し、イラストを添えてA4用紙1枚にまとめて発表する。夏休みの課題として取り組んだ。
百々さんは、日本文化の中でも身近な存在である温泉に着目。湯の山、赤目、榊原、湯ノ口の4か所を取り上げ、周囲の景色や食べ物、効能、歴史などを調べた。日本の昔ながらの文化や風情に触れ、「改めて温泉の魅力を感じた」という。
北村さんは、普段から自宅で飲んでいる「大内山牛乳」をテーマに選んだ。生産過程や取り組みを調べる中で、地球温暖化対策など環境に配慮しながら、地元での生産と販売にこだわる姿勢を知った。「三重を大切にする思いが伝わってきた。生産者と牛乳を守っていきたいと思った」と話す。
56校から計1890点の応募があった中から16人が選出され、昨年12月に津市でプレゼンテーションが行われた。百々さんの「ONSEN~Hot Spring in MIE~」はプレゼンテーション部門の「みえびぃ賞」とリーフレット掲載部門入賞のダブル受賞で、北村さんもリーフレット掲載部門で入賞した。
百々さんは「構成を考えるのが難しかった」、北村さんは「英文をまとめるのに時間がかかった」と振り返る。調べ学習を通して新たな発見があり、プレゼンのために練習した発音やアクセントも受験勉強に役立ったという。
「一緒に勉強したり練習したりしたこと、そろって受賞できたことは、中学生活の良い思い出」と2人。春からはそれぞれ別の道を歩んでいく。
リーフレット掲載部門の入賞作品は、外国人観光客らに手に取ってもらえるよう、県内の観光施設などに置かれる。
















