【名張市役所=同市鴻之台1】
三重県名張市は6月4日、11億8885万円を追加する一般会計補正予算案を発表した。補正後の総額は、317億8185万円となる。11日が初日の6月定例議会に提出する。
4月に市長選があったため義務的経費を中心とする「骨格予算」となった当初予算に対し、市は今回の補正予算案を「肉付け予算」に位置付けている。
子育て支援では、イオン名張店(元町)内の屋内遊び場「のびっこピクニック」の利用料を助成する事業に500万円を計上した。市公式LINEを活用して割引クーポンを配布し、市民を対象に先着1万人へ一律500円を助成する。
観光分野では、赤目四十八滝の新たな体験型観光コンテンツとして「滝つぼダイビング」の事業化を目指し、700万円を計上。海外からの観光客を主なターゲットに据え、自然を生かした希少価値の高い観光の創出につなげたいとしている。
更に、NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」に合わせ、名張藤堂家の祖・藤堂高吉にちなんだ魅力発信プロジェクトに137万円を計上。ドラマの時代考証を担当する黒田基樹・駿河台大教授を招いた歴史講演会やゆかりの地を巡るツアーなどを計画している。
メイハンフィールド(市民陸上競技場)については、日本陸上競技連盟の4種ライト公認資格更新に向け、トラック補修費など1008万円を計上した。
この他、「名張かわまちづくり」に合わせた公園の整備事業に2065万円、ベルウイング武道館(武道交流館いきいき)の弓道場床などの改修事業1395万円を計上。民間で進める旧細川邸やなせ宿の施設改修への補助事業402万円、子育てしやすい職場環境づくりに取り組む企業を「ばりっ子すくすく応援企業」に認定する事業9万円なども盛り込んだ。
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