11月17日の「世界早産児デー」に合わせ、小さく生まれた子どもたちの成長を収めた写真などを展示する催しが、三重県津市久居小野辺町のイオンタウン津城山で同13日から19日まで開かれる。見学自由。

 県内の低出生体重児(2500グラム未満)の保護者でつくる「三重リトリベビーサークル リアン」が主催。昨年発足した同サークルでは、伊賀地域でも今年5月に初めて写真展を開催した。

 今回は、出生時と現在の写真や家族からのメッセージ、SNSを通じて募った、NICU(新生児集中治療室)、GCU(新生児回復室)に入院していた子どもたちの写真などを展示する他、三重県リトルベビーハンドブック、身長30センチ・体重520グラムのウェイトベアなども展示する予定。

 同サークルの伊賀市唯一のメンバーで、共同代表を務める川本綾子さん(37)は「たくさんの方の協力があって再び開催できることになった。小さく生まれた子どもたちの頑張りを知ってもらい、可愛い姿を見てほしい」と話していた。

 展示は午前10時から午後9時(最終日は同5時)まで。

2023年11月11日付855号9面から

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