【啓発物品を配り、献血を呼び掛ける会員=名張市元町で】

 献血バスを運行する三重県赤十字血液センター(津市)は2月8日、名張市元町のイオン名張店で「ウィンター献血キャンペーン」を開催した。店頭で買い物客に啓発物品を手渡し、協力を呼び掛けた。

 呼び掛けには、市内の企業や団体でつくる市献血推進協議会の会員ら計約20人が参加。店舗入口付近で「献血にご協力ください」と買い物客に声を掛け、ポケットティッシュやボールペンを配布。献血には55人が協力した。

 同協議会の一員として呼び掛けた名張ライオンズクラブの森口充啓さんは「献血する人が少なくなっていると聞いて、クラブ内でも声を掛けている。1人でも協力する人が多くなれば」と話していた。

 県赤十字血液センターによると、新型コロナウイルスの影響で全国的に協力者が減少する状況が続き、特に冬の時期は例年落ち込むという。同センターの担当者は「こういった店頭での地道な啓発活動が大切」と話していた。

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