【全員協で市議に事業の目的について説明する岡本栄市長(右)=伊賀市四十九町で】

 三重県の伊賀市教育委員会は12月13日、市立小中学校を対象にした学校給食費の無償化事業を2023年度から実施する方針を市議会全員協議会で説明した。当初の対象は小学校のみで、事業費は年間約2・4億円だった。中学校の生徒分も追加することで実質経費は計約3・1億円になる。

 対象人数は23年4月1日予定で、小学校が18校計3837人、中学校が10校計2082人。現在の給食費は1食あたりの保護者負担額が小学校で260円から280円、中学校で285円。無償化の目的は食育の推進や保護者の子育て支援などとしている。

 市財務部のよると、財源はふるさと応援寄付金の基金充当を中心に事業の見直しや公共施設の最適化などによって捻出すると説明。基金の残高は約16億円だが、給食費の無償化事業に充てられるのは寄付者が指定した使途5つのうち「未来を担う『人・地域づくり』を推進するまちづくり」、または「その他(特に指定しない)」の計約9億円分だという。

- Advertisement -