【葉が白くなったハンゲショウ=御杖村で、2019年7月撮影】

 三重県名張市の南隣に位置する奈良県御杖村神末で、夏の初めに葉の一部が白くなる植物「ハンゲショウ(半夏生)」が見頃を迎えている。

葉が白くなったハンゲショウ=御杖村で、2019年7月撮影

 道の駅「伊勢本街道御杖」から南に2キロ余りの谷あいに、約3000平方メートルの「半夏生園」があり、奈良県景観遺産にも登録されている。別名「片白草」「半化粧」とも呼ばれ、七十二候の一つ「半夏生」(7月初旬)のころ開花し、葉の一部も白くなる。

 付近には臨時駐車場もあり、7月18日までの土日祝は、午前10時から午後3時ごろまで、群生地入り口付近で地元物産の販売もある。

 問い合わせは同村むらづくり振興課(0745・95・2001)まで。

2022年7月16日付823号1面から

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