【三重県庁=津市広明町】

 三重県は6月3日、名張市12人、伊賀市10人など県内で214人(四日市市発表分42人含む)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の有料老人ホームでは167例目のクラスター(感染者集団)が発生。感染者は延べ8万2897人となった。

 発表によると、感染者の市町別内訳は、鈴鹿市49人、四日市市38人、津市35人、桑名市15人、名張市12人、松阪市11人、伊賀・伊勢市が各10人、亀山市9人、いなべ市と東員・菰野町が各4人、志摩市と度会・明和・南伊勢町、県外が各2人、木曽岬・朝日・大台町が各1人。

 県内の入院患者は前日から3人増の82人、重症者は変わらず1人で、病床使用率は17・7%、重症者用は2%。自宅療養者は前日から197人減の1989人となった。

 クラスターが発生した有料老人ホームでは、対象者51人(職員28人、入所者23人)の検査が終了し、29人(同10人、19人)が陽性と確認された。

 名張市の新規感染者は、10歳未満3人、10代3人、20代3人、30代1人、40代2人だった。

 伊賀市は、10代2人、20代1人、30代1人、50代2人、60代3人、70代1人だった。

- Advertisement -