【映画「死刑にいたる病」で灯里を演じる宮﨑さんの場面写真(提供)】

 俳優の阿部サダヲさんと岡田健史さんがダブル主演を務める5月6日全国公開の映画「死刑にいたる病」に、三重県名張市出身の宮﨑優さん(21)が出演する。

 ミステリー作家・櫛木理宇さんの同名小説を白石和彌監督が映画化。阿部さんが連続殺人鬼・榛村、岡田さんが榛村の願いを聞いて事件を独自に調べる大学生・雅也、宮﨑さんは雅也と同じ大学に通う幼なじみの灯里をそれぞれ演じる。

 宮﨑さんは2019年春に上京し、女優デビュー。以降、ドラマやCM、舞台に活躍の場を広げている。今回の映画出演について、本人がYOUに寄せたコメントを紹介する。


・映画「死刑にいたる病」は宮﨑さんにとって、どのような作品だと感じていますか?

 この作品を演じて女優のスタートラインにやっと立てた気がしました! 私にとって転機となる作品です。

・映画の見どころを簡単に教えてください

 全体的にはシリアスな映画なんですが、所々で白石監督のユーモアを感じられる面白ポイントが含まれているので是非、お見逃しなく!笑

・宮﨑さんが演じた「灯里」の印象を教えてください

 真っ白いキャンバスのように純粋な子だから、悪い方にもいい方にもすぐ染まってしまう。そんな女の子だと思います。

・撮影時の印象深い出来事があれば教えてください

 白石監督のアドバイスがすごく優しく、寄り添うように言葉をかけてくれるので、とても分かりやすくて。
 ネタバレになっちゃうので深くは言えないですが…笑 演出の仕方で感動したのは初めてでした!

・今後の目標や、挑戦したいのはどんなことですか?

 私の密かな夢は2つあるんですが、1つ目は海外の作品に出たい! 役者さんのインタビューを聞くと面白い考えの人がたくさんいるので、身近にその空気感を感じたい! 盗みたい!
 もう一つの夢は監督として1つの作品を作る事です。いつも演じる側なので、撮る側の大変さ、そして楽しさを感じてみたい!

・地元の人たちに向けて一言お願いします

 温かくて穏やかな名張へ帰る度に元気をもらっています! 今後も皆さんの心に届くような作品を作っていきます。応援よろしくお願い致します。

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