【「やきにく三重屋とらじ」の外観=名張市蔵持町原出】

変わらないもの、新しいものが融合“非日常”の空間

 三重県名張市蔵持町原出の国道165号沿いで30年間親しまれてきた「焼肉亭とらじ」が、3月12日に「やきにく三重屋とらじ」として生まれ変わります。「驚いて、笑って、楽しんでもらえる店に」。岩本元煕オーナーが、高校時代の同級生らとアイデアを出し合って築き上げた新店舗は、グレーを基調とした外観で、昼はスタイリッシュでモダンな、夜はきらびやかな表情を見せてくれます。

2階への階段と吹抜けのエントランス

シーンに合わせた席を完備

 開放感ある吹抜けのエントランスで目に入ってくるのは、2階へ続く無骨な階段と、ワインセラー。ここでまず、「ここは本当に焼肉屋さんなの!?」と思うはずです。

 1階にはカウンター席と、4人掛け・6人掛けの椅子席、個室席があり、様々なシーンに合わせて使いやすい席を備えています。椅子席は間仕切りを高くし、感染防止にも配慮しています。吹抜け部分の2階には小さいカウンターを設け、「飲み直しスペース」に。2階は座敷席などがあります。

「美味しい肉を囲んで笑顔に」

 「厨房にいてもカウンターにいても、足を運んで頂く方々に必ず『いらっしゃいませ』『ありがとうございました』と声を掛け、感謝の気持ちを伝えたい」。そんなオーナーの夢が形になった、特別な空間が誕生しました。

 オープンを目前に控え、岩本オーナーは「家族や仲間など大切な人たちと会う機会が少なくなっている世の中ですが、美味しいお肉を囲んで皆さんが笑顔になれる、そんな雰囲気をここで味わって頂くことができれば幸いです」と語ってくれました。

 営業は午後4時から同11時30分(ラストオーダー同10時30分)。予約優先制。水曜定休。問い合わせは同店(0595・61・2929)まで。

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