【三重県庁=津市広明町】

 三重県は2月8日、名張市41人と伊賀市36人を含む県内男女715人(四日市市発表分170人含む)が新型コロナウイルスに感染し、6人が死亡したと発表した。1日に発表される死者数としては、2021年5月2日の5人を上回り過去最多。県内の感染者は延べ2万8071人、死者は計191人となった。

 発表によると、感染者の市町別内訳は、四日市市170人、鈴鹿市131人、桑名市73人、津市53人、松阪市51人、いなべ市47人、名張市41人、伊賀市36人、東員町17人、亀山市14人、伊勢市と菰野町が11人、玉城・朝日・明和町10人、川越町6人、熊野市と木曽岬町が3人、鳥羽市と大台町が2人、多気町1人、県外9人、非公表1人。県内の入院患者は前日から10人増の268人、病床使用率は50・2%。重症者用は7・7%。自宅療養者は前日から137人減の5257人。

 死亡したのは80代の男性3人と女性1人、90代の女性2人。80代男性のうち1人は施設に入所、他の5人は県内の医療機関に入院中に死亡した。いずれも重症ではなかったという。

 名張市の感染者の年齢別内訳は、10歳未満6人、10代5人、20代5人、30代10人、40代3人、50代2人、60代5人、70代5人。伊賀市では、10歳未満3人、10代2人、20代14人、30代4人、40代3人、50代5人、60代4人、80代1人。

 この他、県外の発表事例として名張市3人と伊賀市2人を含む24人の感染が確認されている。

※2022年2月8日午後4時48分追記

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