フラワーデザイナーとして花屋に従事しながら、模様などが施されたモザイクタイルを使った作品を生み出している、伊賀市東高倉の木下直美さん。花の図柄を生かしたおしゃれな作品が人気を呼び、出張教室やイベントでのワークショップも開講している。【イベントに出展した際の木下さん=伊賀市で】

 「自分の好きなことができないか」と考えていた8年前、手工芸用にタイルを採り入れ、ガラスなどに貼って実用的な作品にして楽しむ「タイルクラフト」に出会った。2、3年後には講師の資格を取得するまでになり、花が好きなことから「花華hana・zaiku」という作家名で、地元を中心にイベントに出展したり教室を開いたりしている。

 作品は、コースターなどの小物から、キャンドルスタンドやキッチン用品まで、用途やサイズも幅広い。「タイルは懐かしい感じがして、色や形など種類も豊富。癒やされるし、元気をもらえる。年齢を重ねても続けていきたい」と魅力を語る。

13日からのイベントに出展 ワークショップも

 12月13(金)から15(日)の3日間、名張市瀬古口の「フリースペース空」(ハートアイランド2階)で開かれる「キレイアートフェスタ」の最終日に出展し、ワークショップでは冬のクリスマスデザインの壁掛け(千円から)を作る予定。木下さんは「子どもも大人も楽しんでもらえるワークショップにぜひ来て」と呼び掛けている。

 開催時間は各日午前10時から午後4時まで。木下さんのワークショップの受け付けは当日同3時まで。

 イベントの問い合わせは竹島さん(090・7315・9986)へ。

2019年12月7日付 761号 3面から

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