170803_1.jpg 東日本大震災による原発事故をきっかけに、不安を抱えて過ごす関東在住の親子を受け入れる保養キャンプが名張市結馬の「キッズテラス三重」で開かれている。参加者たちは名張の自然に親しみながら、夏休みのひと時をのびのびと過ごしている。【訪問した三重箕曲道院でスイカ割りを楽しむ子どもら=名張市夏見で】 

 震災を機に関東から移住した名張市民8人が昨年1月に立ち上げた「こども環境基金」(大橋渡代表理事)の主催。キャンプは食の安全や外遊びに不自由を感じる親子の助けになりたいと昨夏と秋に続き3度目。市内の事業所からの寄付や食材提供、同所に今年5月にオープンしたキッズテラスカフェの収益の一部で運営し、無料で受け入れている。
 今回は東京や千葉から訪れた親子15人ほどが7月28日から8月4日までの1週間を過ごす。伊賀市のモクモクファーム観光や、敷地内の畑での農業体験、竹を切り出し作ったといでの流しそうめんや星空観察などを通じ、自然を堪能している。
 2日には地元野菜を使ったピザづくりや、名張市夏見の少林寺拳法「三重箕曲道院」を訪れ、教室生らとともに体験。道場内で自由に体を動かし、スイカ割りなどで夏を満喫した。
 千葉県松戸市から参加した30代の母親は「子どもたちものびのびと遊んでいて、私たちもストレスなく過ごせるのがうれしい。地域の方と協力しこの場を提供してもらえるのがありがたいし、今後も続けてほしい」と話した。