【伊賀白鳳-近大高専 3回裏二死満塁から谷口選手の三塁打で1塁走者・高窪良哉選手(中央)も生還=津市本町で】

 第108回全国高校野球選手権三重大会(朝日新聞社、三重県高校野球連盟主催)の1回戦4試合が7月12日、県内4会場で行われた。今大会で唯一の伊賀地域同士の1回戦となった伊賀白鳳‐近大高専は、伊賀白鳳の投手陣が制球に苦しむ一方、近大高専が走者をためて還す流れで3回に一挙13点を挙げるなど、14‐0で5回コールド勝ちを収めた。

 近大高専は公式戦初登板の右腕・羽根琥珀投手(1年)、伊賀白鳳はエース左腕・西田剛投手(3年)が先発。2回、近大高専は一死満塁から山本旬人選手(2年)の犠飛で1点を先制する。3回は伊賀白鳳の投手陣が制球に苦しむ中、近大高専は近藤楓選手(1年)の三塁打を皮切りに、谷口礼貴選手(1年)の走者一掃の適時三塁打など打者17人で13点を挙げる。4回まで走者を出せなかった伊賀白鳳は、5回に森田夢輝選手(3年)、江嶋悠輔選手(3年)の安打などで二死満塁とするが、あと1本が出なかった。

3回裏、ピンチが続きマウンド付近に集まる伊賀白鳳の内野陣。左から3人目が西田投手=同

 試合後、近大高専の伊藤康弘監督は「先発が役割を果たして試合を作ってくれた。相手に助けられた部分も大きかった中で打ち損じも多く、次戦に向けて走塁や打撃の確認作業をしておきたい」と話し、羽根投手は「1、2週間ほど前に初戦の先発を伝えられた。しっかり三振が取れ、打たせて取るピッチングができたと思う」と振り返った。

 伊賀白鳳の服部倖也監督は「守備から崩れないことをテーマにやってきたが、四死球が重なってこういう結果になってしまった。(5回の攻撃は)3年生を中心にしっかり振り抜いてつないでくれた」、主将の藤井大翔選手(3年)は「悔しい。このチームで長く野球を続けたかった。しっかり声を出すことは皆でできたと思う」と話した。

 この日で1回戦が全て終了し、伊賀地域は名張、上野、神村学園伊賀、近大高専の4チームが2回戦に進んだ。2回戦は18日から4会場で行われる(天候などによって順延の場合あり)。

※試合結果詳細は「伊賀・名張の高校野球応援ブログ」に掲載(速報ではありません)

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