【排水ポンプのマンホールや操作盤などを見る名張署員ら=名張市蔵持町里で】

 出水期を控えた5月13日、三重県警名張署と名張市、市消防本部は合同で、近鉄大阪線をくぐる国道や市道のアンダーパスと、伊賀市青山地区にある土砂災害危険箇所の計5か所を合同で視察した。災害発生の可能性が高まった際の対処方法などについて、各担当者が情報を共有した。

 名張市桔梗が丘1番町と蔵持町里にまたがる市道桔梗が丘11号線のアンダーパス前では午前11時過ぎから、同署員や消防職員が市維持管理室の職員から、アンダーパス脇に設置されている水位計や自動排水ポンプの仕組み、大雨時の想定水位などについて説明を受けた。

 署員らは「冠水時は、ドライバーが思っているより水位が高くなっていることもあるので、水位が分かる表示が必要」「車が冠水地点を避けられるよう、早めに気づける工夫を考えてみては」などと意見を交わしていた。

 このアンダーパスでは2021年7月、最大60ミリの時間雨量を記録した際、高齢女性が乗った軽自動車が取り残され、通行人に救助される事案が発生している。

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