【オープンした伊賀陶芸館「丸之内倶楽部」を紹介する谷本さん=伊賀市上野丸之内で】
伊賀の陶芸家の作品を常設展示する伊賀陶芸館「丸之内倶楽部」が、三重県伊賀市上野丸之内にオープンした。旧上野警察署として使われた国登録有形文化財「北泉家住宅主屋」を改装した施設で、新たな芸術文化の発信拠点として注目を集めている。入場無料。
建物は1888(明治21)年築の木造平屋で、県内の警察署庁舎の範とされたと言われる。元は上野城内にあり、1938(昭和13)年に現在地へ移築された。

運営するのは、発起人で同市三田の陶芸家、谷本由子さん。伊賀の陶芸家の作品をまとめて鑑賞できる場が無いことから、構想を温めてきた。1年ほど前、この建物に着目し、所有者で小説「忍ぶ糸」の作者として知られる北泉優子さんの協力を得て、4月13日の開設にこぎ着けた。
館内の展示空間は約130平方メートル。40代から70代の作家15人が参加し、代表作を展示する。ミュージアムショップでは日常使いの器など約150点を販売。伊賀の陶芸家の器で茶を楽しめる有料ティールーム「TEA 1888」も併設している。
愛好家集う場に
谷本さんは「上野城や史跡旧崇広堂など、観光スポットにも近い。作品を鑑賞し、伊賀の焼物の魅力や芸術性に触れてほしい。愛好家が集う場になれば」と期待する。
開館時間は午前11時から午後5時。水、木曜休館。インスタグラム(@marunouchiclub.iga)で情報を発信している。
- 広告 -
















