【藤原康博さん】
4月10日から5月10日まで、三重県伊賀市別府の伊賀市ミュージアム青山讃頌舎で、同市在住の現代美術作家、藤原康博さん(57)の個展「記憶の稜線を歩く」(伊賀市文化都市協会主催)が開かれる。
藤原さんは松阪市出身。多摩美術大学で油画を専攻後、約5年間、英国に留学。帰国後は伊賀市を拠点に創作活動を続けている。伊賀では十数年ぶりの個展となる今回は、純和風の「コ」の字形の空間に絵画とオブジェなどの立体作品を展示するという。
コロナ禍に網膜剥離を患ったという藤原さんは「見えるという不思議、現実と認識のずれなど、その時の経験が、後の制作に影響を及ぼした」と語る。「10代のころから撮りためた白黒写真を基に制作を始めたので、単色による作品が多い。静寂と同時に狂気を感じるプルシャンブルーによる作品が中心に並ぶ」そうだ。インスタグラム(@yasuhirofujiwara8)でも制作にまつわる話を発信している。
時間は午前10時から午後4時30分まで。火曜休館。観覧料は一般300円、高校生以下無料。
ギャラリートークも
19日午後1時30分からは展示室で、藤原さんが思いや作品について語るギャラリートーク(先着20人)がある。茶室「聴樹庵」では12、25、5月2、9日の午前10時、同11時、午後1時、同2時に各回先着6人(抹茶、菓子付き500円)の呈茶会が催される。どちらも予約制。
問い合わせは同協会(0595・22・0511)、ギャラリートーク、呈茶会の申し込みは青山ホール(0595・52・1109)まで。
- 広告 -

















