【杉本会長(右)に義援金を手渡す寺門会長=名張市丸之内で】

 三重県の名張市防火協会は2月29日、市社会福祉協議会が受け付けている能登半島地震災害義援金に32万2000円を贈呈した。日本赤十字社を通じ、被災者の生活支援に充てられる。

 防火意識の普及啓発などに取り組む同協会には、市内322事業所が加盟。義援金の贈呈は寺門忠義会長が提案し、理事会の承認を得て1事業所当たり1000円を集めた。同協会は東日本大震災や熊本地震、西日本豪雨でも災害義援金を贈っている。

 市総合福祉センターふれあい(丸之内)であった贈呈式で、寺門会長は「いい形で使って頂けたら」と同社協の杉本丈夫会長に義援金を手渡した。

 同社協内に置かれている日本赤十字社三重県支部名張市地区には、28日までに約280万円が集まったという。

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