【三重県の伊賀地域】

 大規模な山火事が発生した米ハワイ・マウイ島の被災者を支援するため、三重県名張市役所などに、救援金を受け付ける募金箱が設置された。寄せられた救援金は日本赤十字社を通じて被災地に贈られる。

名張市役所に設置されたアメリカ・ハワイ火災救援金募金箱

 日本赤十字社は8月18日に「アメリカ・ハワイ火災救援金」の募集を開始。県支部名張市地区(市社会福祉協議会内)が21日、専用の募金箱を名張市役所本庁(鴻之台1)1階ロビーに設置した。

 同市内では市役所の他、市総合福祉センターふれあい(丸之内)2階の市社協窓口、イオン名張店(元町)3階の市福祉まちづくりセンターの計3か所に募金箱が設けられている。

 伊賀市内では、同支部伊賀市地区(市医療福祉政策課内)が28日、市役所本庁(四十九町)と伊賀(下柘植)、島ヶ原(島ケ原)、阿山(馬場)、大山田(平田)、青山(阿保)の各支所の計6か所に募金箱を設置する予定。

 受付期間は10月末までだが、状況に応じて延長する場合もあるといい、名張市地区担当者は「被災した人が1日でも早く元の生活に戻れるようご協力を」と呼び掛けた。

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