【白鳳梨の選果作業に追われる組合員ら=伊賀市羽根で】

 三重県伊賀市の羽根地区で生産している特産品「白鳳梨」の本格出荷が8月3日、生産組合の選果場で始まった。今年は梅雨明け後に好天が続いたことから、例年以上に食味がいい果実に仕上がっているといい、昨年より約30トン増の計450トンの収穫を見込んでいる。

 白鳳梨の栽培が始まったのは1948年から。盆地特有の寒暖差の大きい気候を生かしつつ、有機肥料中心の土づくりや果実に虫除け用の袋かけをしない方法を採用し、現在は生産農家20戸が約15・1万平方メートルの畑で育てている。

 この日、各農家から持ち込まれたのは幸水約9トン。組合員らが大きさや色などを確かめながら選別と箱詰めの作業に追われた。

 同生産組合の前田篤組合長(49)は「今月下旬までは甘味が強い幸水、以降はわずかな酸味と豊富な果汁が特徴の豊水が9月中旬まで続く。今年は天候に恵まれ甘みが増している。ぜひ味わって」と話した。

 出荷先は地元スーパーや直売所、道の駅などの他、県内や関西方面の市場が中心。選果場隣の直売所は期間中、無休で営業する。時間は午前9時から午後6時まで。

問い合わせは同組合選果場(0595・21・5862)へ。

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