【カワヅザクラにネットを取り付ける会員たち=名張市下比奈知で】

 三重県名張市で青少年健全育成や環境保全などのボランティア活動に取り組む「名張ライオンズクラブ(LC)」はこのほど、カワヅザクラ12本を同市下比奈知の「東山ふれあいの森」に植樹した。11月22日には会員18人が草刈りや肥料まきに取り組み、鹿に若木が食べられる被害を防ぐため金属製ネットを取り付けた。

 同LCは「市内で一番早く春を告げる桜の名所に」と、10年ほど前から早咲きで知られるカワヅザクラの植樹を続けてきた。園内を通る道路脇には、昨年までに植えた約140本が並んでいる。

 同LCの上角桂也会長は「毎年3月ごろには花を咲かせる。桜の名所として花見に来てもらえるようになれば」と話していた。

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