【国体に向けて意気込む廣島さん=伊賀市役所で】

 「いちご一会とちぎ国体」会期前実施競技の競泳に三重県伊賀市服部町の廣島あつこさん(15)=高田高1年=が出場する。大会出場を前に9月14日、伊賀市役所の岡本栄市長を表敬訪問し、活躍を誓った。

 競泳は9月17から19日に栃木県の日環アリーナ栃木屋内水泳場で開催され、廣島さんは少年女子100メートル平泳ぎとメドレーリレーに出場する。今年6月にあった選考会の中3と高1の部で標準記録を突破し、県内でトップの記録を残したことから出場権を得た。

 4歳のころから水泳を始めた廣島さんは現在、鈴鹿市のJSS白子スイミングスクールに週4日ほど通い、7月の東海総体で出した自己ベスト、1分11秒6(100メートル)を更新することを目標に、練習に励んでいる。

 廣島さんは「昨年の国体は中止になって、とても悔しい思いをした。水泳を辞めることを考えるほどだったが、今年こそ決勝に残るために頑張ってきた」と振り返った。

 岡本市長は「悔しい思いをばねに、国体ではしっかりと水をかいて」と激励した。

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