福祉・介護現場の人材不足を改善するため、三重県社会福祉協議会は、就職氷河期世代の離職者や非正規雇用の人を対象にした「介護職員初任者研修(就職氷河期世代)全課程通信講座」の受講生を募集している。2回に分けて開かれ、第1回は、7月1日から11月16日、第2回は10月21日から来年3月13日まで。受講無料だが、テキスト代5500円は自己負担。

 対象は県に住民登録をしている就職氷河期世代(36歳から51歳まで)の離職者や福祉・介護職場以外の非正規雇用で、研修修了後に介護現場で就職を希望する人。

 研修では、県社協から送付されるテキストを各自で学習し、指定する期日までに課題を提出する。テキストでは、介護の基本や老化・認知症・障害への理解など10科目を学ぶ。

 定員は各40人で、応募多数の場合は抽選。申し込みは、ホームページ(https://jinzai.miewel-1.com)からダウンロードした専用用紙に必要事項を記入して「〒514‐8552 津市桜橋2丁目131 三重県福祉人材センター」宛てに郵送する。第1回の締め切りは6月9日、第2回は9月29日。

 問い合わせは同センター(059・227・5160)まで。

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