【三重県庁=津市広明町】

 三重県は5月3日、伊賀市15人、名張市11人など県内で265人(四日市市発表分57人含む)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。4月29日までに14人の感染が確認されていた県内の医療機関は、161例目のクラスター(感染者集団)に認定された。県内の感染者は延べ7万2077人となった。

 発表によると、感染者の市町別内訳は、四日市市57人、鈴鹿市49人、津市35人、松阪・桑名市各23人、亀山市17人、伊賀市15人、名張市11人、いなべ市、菰野町各7人、伊勢市、東員町各4人、尾鷲市3人、志摩市、紀宝町各2人、鳥羽・熊野市、木曽岬・朝日・川越・度会町各1人。

 県内の入院患者は前日比10人減の81人、うち重症者は1人減の2人で、病床使用率は16%、重症者用は3・8%。自宅療養者は前日から57人減って3087人となった。

 クラスターが発生した県内の医療機関では、職員5人、入院患者9人が感染。検査対象者119人(職員77人・患者42人)のうち、残りの105人は陰性が確認されている。

 伊賀市の新規感染者は、10歳未満3人、10代2人、20代2人、30代1人、40代5人、50代1人、60代1人だった。

 名張市は、10歳未満3人、10代3人、30代4人、40代1人。

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