【伊賀市役所を訪問したくノ一の作間主将(右から2人目)、草木監督(同3人目)ら=四十九町で】

 女子サッカー・なでしこリーグ1部の伊賀FCくノ一三重は3月14日、地元で迎える開幕戦を前に作間琴莉主将(25)や草木克洋監督(59)らクラブ関係者が伊賀市役所を訪問し、リーグ連覇に向け抱負を語った。開幕戦は20日午後1時から本拠地の上野運動公園競技場(小田町)であり、ASハリマアルビオンと対戦する。

 今季はトップ登録選手が29人。昨季は開幕6連勝を飾るなど一度も首位の座を譲らず17勝2分3敗の戦績で、1995年と99年に前身の「プリマハムFCくノ一」が達成して以来、22年ぶり3度目のリーグ制覇を果たした。

 現役時代は日本代表としてプレー経験もある草木監督はこの春からくノ一の指導者に就任。抱負について「自立した選手にしたい。試合の流れや相手の位置など選手自らで考え常に主導権を握りながらプロリーグの『WEリーグ』に上がっても通用するようなサッカーを目指している」と話した。

 昨年に続き主将を任された作間選手は「選手一人ひとりが考えてプレーするサッカーは頭を使うので難しい部分があるが、開幕戦を来週に控え皆気合が入っている。連覇できるよう全員で頑張りたい」と意気込んだ。

 岡本栄市長は「チーム名に三重が入っている。県内中にファン、サポーターの層を広げていってほしい。期待しています」とエールを送った。

 同試合は「ホームタウンデー」として、伊賀市民()受け付けで住所が確認できる書類を提示した高校生以上の受け付けで住所が確認できる書類を提示した高校生以上の)
と、中学生以下を無料招待する。

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