【三重県庁=津市広明町】

 三重県は2月28日、伊賀市19人・名張市14人など県内で368人(四日市市発表分48人含む)が新型コロナウイルスに感染し、4人が死亡したと発表した。県内にある企業では従業員13人が陽性と判明し、138例目のクラスター(感染者集団)に認定された。県内の感染者は延べ4万967人、死者は240人となった。

 発表によると、感染者の市町別内訳は、津市87人、鈴鹿市54人、四日市市48人、松阪市34人、桑名市24人、鳥羽市20人、伊賀市19人、いなべ市17人、名張市14人、伊勢市13人、川越町7人、亀山市6人、志摩市5人、菰野・紀北町と県外が各3人、木曽岬・明和・紀宝町が各2人、度会・玉城・南伊勢・大台町と非公表が各1人。

 県内の入院患者は前日より6人増の242人、うち重症者は1人減の5人で、病床使用率は45・3%、重症者用は9・6%。自宅療養者は前日より301人減の4578人となっている。

 亡くなったのは80代男性、90代男性、100歳以上女性と、四日市市から発表があった90代女性の計4人。

 クラスターが発生したのは食品製造関連の企業で、検査対象者26人のうち13人が陽性、残る13人は陰性だった。

 伊賀市の新規感染者の年代別内訳は、10歳未満6人、10代2人、20代2人、30代3人、40代2人、50代3人、60代1人だった。

 名張市の新規感染者は、10歳未満2人、10代5人、20代2人、30代2人、40代2人、70代1人。他に県外発表事例として、50代女性1人の感染が確認されている。

※2月28日午後4時41分追記

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