【三重県庁=津市広明町】

 三重県は2月13日、名張市35人、伊賀市23人など県内男女517人(四日市市発表分117人含む)が新型コロナウイルスに感染し、3人が死亡したと発表した。県内の高齢者入所施設と医療機関では、新たなクラスター(感染者集団)を認定。県内の感染者は延べ3万1631人、死者は200人となった。

 発表によると、感染者の市町別内訳は、四日市市117人、鈴鹿市69人、津市65人、松阪市60人、桑名市52人、名張市35人、伊賀市23人、亀山市20人、いなべ市12人、明和町11人、東員・菰野町が各9人、朝日町8人、伊勢市7人、川越町5人、熊野市4人、木曽岬・玉城町が各3人、尾鷲市と大台・多気町が各1人、県外2人。

 県内の入院患者は前日から9人増の275人、うち重症者は1人増の4人となり、病床使用率は51・5%、重症者用は7・7%。自宅療養者は前日から136人減の5618人。

 死亡したのは70代男性2人と80代女性1人。3人とも県内の医療機関に入院中だったが、重症ではなかった。

 クラスター認定では132例目の高齢者入所施設で職員と入所者計38人、133例目の医療機関で職員と入院患者計18人の感染が判明していた。

 名張市の感染者の年齢別内訳は、10歳未満4人、10代7人、20代1人、30代2人、40代2人、50代2人、60代3人、70代7人、80代5人、90代2人。伊賀市では、10歳未満9人、10代4人、30代1人、60代2人、80代4人、90代3人。

 この他、県外の発表事例で名張市3人を含む38人の感染が確認されている。

※2022年2月13日午後5時20分追記

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