三重県は2月9日、伊賀市49人、名張市33人など県内男女880人(四日市市発表分173人含む)が新型コロナウイルスに感染し、2人が死亡したと発表した。県内の医療機関では職員と入院患者計18人(1月26日から2月4日発表分)の感染が確認され、県は127例目のクラスター(感染者集団)に認定した。県内の感染者は延べ2万8951人、死者は計193人となった。
発表によると、感染者の市町別内訳は、四日市市169人、津市140人、桑名市130人、鈴鹿市95人、伊勢市57人、松阪市50人、伊賀市49人、いなべ市36人、名張市33人、菰野町20人、亀山・志摩市が各14人、大紀町10人、朝日・東員町が各9人、川越町8人、明和町7人、熊野市6人、玉城町5人、木曽岬町4人、鳥羽市3人、尾鷲市と紀北・度会・大台・御浜町が各1人、県外6人、非公表1人。県内の入院患者は前日から14人減の254人、病床使用率は47・6%。重症者用は7・7%。自宅療養者は前日から441人増の5698人。
死亡したのは県内の医療機関に入院していた80代と90代の女性。80代女性は急に容体が悪化。90代女性は重症に至っていなかったという。
伊賀市の感染者の年齢別内訳は、10歳未満1人、10代6人、20代11人、30代8人、40代10人、50代6人、60代2人、80代4人、90代1人。名張市では、10歳未満2人、10代7人、20代3人、30代3人、40代8人、50代5人、60代2人、70代2人、90代1人。
この他、県外の発表事例で伊賀市2人を含む20人の感染が確認されている。
※2022年2月9日午後5時26分追記
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