【三重県庁=津市広明町】

 三重県は1月24日、伊賀市32人、名張市31人など県内で359人(四日市市発表分74人含む)が新型コロナウイルスに感染し、入院していた90代男性が死亡したと発表した。前週の同じ曜日との比較では135人増で、県内の感染者は延べ1万8426人、死者は1人増えて168人となった。

 発表によると、感染者の市町別内訳は、四日市市74人、鈴鹿市71人、伊勢市40人、津市39人、伊賀市32人、名張市31人、桑名市27人、松阪市14人、志摩市6人、県外4人、東員・菰野町が各3人、いなべ・亀山市と多気町が各2人、鳥羽市と朝日・川越・木曽岬・明和・玉城・南伊勢・度会町と非公表が各1人。入院患者は前日から8人増の153人、重症者はゼロ。病床使用率は32・8%。

 クラスター(感染者集団)関連では、職員・利用者計10人の感染が確認されていた県内の特別養護老人ホームで新たに20代の女性職員1人が検査で陽性に。大学生・高校生計44人の感染が確認されていた学校寮でも新たに男子大学生2人が陽性と判明した。

 伊賀市の感染者は10歳未満11人、10代4人、20代3人、30代6人、40代3人、50代1人、60代3人、80代1人。名張市は10歳未満6人、10代6人、20代5人、30代6人、40代5人、60代2人、80代1人。両市計63人のうち4割強の27人が10代以下で、名張市では医療関係従事者2人(30代女性、40代女性)の感染も確認されている。

※1月24日午後5時40分追記

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