四日市市は1月25日、40代の女性看護師2人と70代女性の3人が新型コロナウイルス陽性と確認されたと発表した。看護師の2人は、市立四日市病院(同市芝田)と、クラスター(感染者集団)が発生した鈴鹿中央総合病院に勤務。市内の感染者数は延べ286人、県内では同2003人となった。

 発表によると、四日市病院勤務の看護師は、20日以降に頭痛や37度台の発熱、のどの違和感などの症状があり、24日に陽性が判明。23日に陽性が確認された女性看護師とは別の部署に勤務しており、濃厚接触者は患者4人、接触者は患者5人、医師1人、看護師23人の計29人で、既に複数の陽性者が出ている可能性があるという。

 鈴鹿中央総合病院勤務の看護師は、20日の検査では陰性だったが、23日夜に37度台の発熱やのどの痛みがあったため、再度検査を受けたところ、陽性と判明した。現在は無症状。接触者は同居家族1人。

 70代女性は、22日以降、38、39度台の発熱や関節痛などの症状があり、現在は入院中だが、肺炎の症状が継続しているという。市外の保育園に勤務し、園児との接触は無いが、家族2人が濃厚接触者、職場関係者3人が接触者として特定されている。

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