名張市平尾の宇流冨志禰神社(中森孝榮宮司)で6月30日に営まれる夏越の大祓いに向け、同神社奉斉会のメンバーが26日、疫病よけの言い伝えがある茅の輪を作った。【茅を束ねるメンバー=名張市平尾で】

 夏越の大祓いは、半年間の災厄をはらい清め無病息災を祈る神事で、同神社では2年前から茅の輪くぐりの行事を加えた。

 この日は朝からメンバーが境内に集まり、近くを流れる名張川の河岸で前日に刈り取った茅を束ね、直径約2メートルの輪に仕上げた後、木枠に結び付けて設置。同会の山中昴会長(77)は「皆さんに健康に過ごして頂きたいという願いを込めて作った。早く新型コロナウイルスが落ち着いてほしい」と話していた。

 茅の輪くぐりは、唱え言葉を口にしながら左、右、左の順番で「8」の字を描くように3回くぐり、参拝するのが作法という。28日午後5時に渡り初め式があり、30日まで設置される。夏越の大祓いは同日午後6時から。

完成した茅の輪=同