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新議長に福田議員 市長市議の同日選挙、定数見直し提案 名張市議会

171002_1.jpg 名張市議会(定数20)の9月定例会最終日の10月2日、正副議長選があり、議長に清風クラブの福田博行議員(66)を、副議長に心風会の幸松孝太郎議員(68)を選出した。福田議員は立候補の所信表明で市長と市議の同日選挙や議員定数見直しを掲げており、「市民の声が届く議会にするため、議員でともに議論したい」と話した。任期は申し合わせでいずれも1年間。【選出された(左から)新議長の福田議員と副議長の幸松議員=名張市で】

 正副議長選は福田議員と日本共産党の三原淳子議員(53)の2人が立候補し、無記名投票で福田議員が18票、三原議員が2票を獲得した。副議長は幸松議員1人が立候補し、議長の指名推薦で選ばれた。

 所信表明で福田議員は、同日選挙と議員定数の見直しの他に▼政務活動費の後払い制の導入▼長期欠席議員の報酬削減▼議会選出監査委員の配置継続の計5点を提案。同日選挙は市民からの要望が多いことに加え、両選挙の投票率低下に歯止めをかけたいと提案した。具現化に向け、この日新たに設置した議会改革特別委員会での議論を求めた。

 同市ではこれまで、同じ年の4月に市長選、8月に市議選を実施。来年4月に控える市長選に向けては、3月議会最終日での議会の自主解散も視野に入れた議論を求めるという。

 福田議員は現在5期目。議長経験は3期目の2007年、4期目の11年に次ぎ3度目。幸松議員は2期目で、副議長は初。1期目の13年には監査委員を経験した。

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