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工事現場で地元自治会に説明会 伊賀鉄道四十九駅

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 伊賀鉄道伊賀線の新駅整備工事が進む伊賀市四十九町で10月3日、地元自治会を対象にした現場説明会があった。駅の位置は商業施設「イオンタウン伊賀上野」の北東側で、完成時期は2018年3月を予定している。【土木工事が3日に着工した伊賀鉄道の新駅工事現場=伊賀市四十九町で】


 説明会には四十九町自治会の役員を始め、岡本栄市長や大森秀俊副市長、伊賀鉄道の榎本方士常務らも出席。新駅はホームの長さが47メートル、道路とホームを結ぶスロープが約34メートルで、名称は「四十九駅」に決まったと報告した。

 近鉄伊賀線当時にも四十九駅が約350メートル南に設けられていたが、1969年で廃止。3年前に地元自治会が伊賀鉄道への新駅設置を求めた請願を提出し、議会が採択していた。

 榎本常務によると、この日から土木工事を着工。同自治会の前川輝昭会長はあいさつで「完成したら(1駅先の)桑町駅を含めて奇麗な駅づくりにまい進したい」と話した。

 伊賀鉄道伊賀線は今年4月から近鉄と同鉄道が保有する施設や車両を市が譲り受け維持管理する「公有民営方式」に移行。市交通政策課によると、総事業費は用地取得費や工事委託料、設計委託料など2億4618万円。利用者数の推計は新駅開業時点の2018年が1日往復約300人、移転する市役所新庁舎が開庁する19年1月以降は約400人と試算している。

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