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台風18号 災害対策本部、避難所を設置 伊賀・名張市

 強い勢力を伴って日本列島を北上している台風18号の接近に備え、伊賀市と名張市は9月17日、災害対策本部を設置した。両市は自主避難者の受け入れを想定し避難所の開設を始めており「危険を察知したら、早めに避難してほしい」と呼び掛けている。

 伊賀市では、午後3時30分、災害対策本部を設置。同5時30分に「避難準備・高齢者等避難開始」の情報を府中地区、三田地区の一部(計540世帯)に発令、三訪小、府中小、前田教育会館の3か所に避難所を開設した。対象地区にはエリアメール、広報車などで周知している。また、青山地区の市道2か所と林道1か所で倒木があり、現在通行止めとなっている。

 名張市では同3時ごろに災害対策本部を立ち上げ、同5時ごろ、小学校や市民センターなど市内20か所の公共施設に避難所を設置。広報車7台が出動し、避難所開設の周知にあたっている。市の景勝地である同市赤目町長坂の赤目四十八滝は午前中の安全確認で入山禁止を判断した。

 津地方気象台によると、台風18号は午後6時30分現在、高知県四万十市付近を1時間当たり35キロで北東に進行中。三重県へは今夜遅くから未明にかけて最接近し、午前3時ごろには日本海へ抜けるものとみられる。1時間当たりの最大雨量は60ミリ、最大風速は18メートルと予想されている。

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